家を持つことは、多くの人にとって大きな喜びですが、その一方で、家のメンテナンスには注意が必要です。特に、家の基礎にひびが入っていると聞くと、不安になる方も多いのではないでしょうか。
ひび割れは、見た目には小さな問題に見えるかもしれませんが、放置すると大きなトラブルにつながることがあります。
この記事では、家の基礎にひびがある場合の対処法や、その原因、放置するリスクについて詳しく解説します。ひび割れを見つけたときにどうすればよいのか、また、どのようにして家を守ることができるのか、一緒に考えていきましょう。
安心して暮らすために、ぜひ最後までお読みください。
【目次】
・家の基礎にひびがある⁉
・ひび割れの原因とは?
・ひび割れを放置するリスク
・ひび割れを見つけたらどうする?
・過去に合ったお客様の事例
・まとめ
■家の基礎にひびがある⁉
-家の基礎にひびが入っているのを見つけたときはどうするの?
ひび割れは、家の構造にとって重要なサインです。
一般的な症状としては、基礎の表面に細かいひびが見えることや、ひびが広がっているのを確認することがあります。また、壁や床にひびが入っている場合もあります。これらのひび割れは、見た目には小さな問題に見えるかもしれませんが、放置すると大きなトラブルにつながることがあります。
ひび割れを見つけたときは、まずその状態をしっかり観察することが大切です。
ひびの幅や長さ、深さを確認し、どのくらいの範囲に広がっているのかをメモしておくと良いでしょう。特に、ひびが急激に広がっている場合や、周囲の状況が変わっている場合は、早めに対処する必要があります。
-ひび割れを見つけた時の心構えとして
ひび割れを見つけたからといって、すぐに不安になる必要はありません。多くの場合、ひび割れは自然な現象であり、すぐに修理が必要なわけではありません。
しかし、放置することで問題が悪化する可能性があるため、注意深く観察し、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。家を守るために、早めの対策が重要です。
■基礎のひび割れの原因とは?
家の基礎にひびが入る原因はいくつかあります。
-自然環境の影響
地震や大雨、さらには温度変化などが、基礎にストレスを与えることがあります。
例えば、地震が起きると、地面が揺れ、基礎に微細なひびが生じることがあります。また、雨水が基礎に浸透すると、土壌が膨張したり収縮したりし、これがひび割れの原因となることもあります。特に、湿気が多い地域では、こうした影響が顕著に現れることがあります。
-建物の老朽化
家は年月が経つにつれて、材料が劣化し、強度が低下します。特に、基礎部分は地面に直接接しているため、劣化が進みやすいです。定期的なメンテナンスを行わないと、ひび割れが発生しやすくなります。
-不適切な施工や材料の使用
例えば、基礎を作る際に使用するコンクリートの質が悪かったり、施工が不十分だったりすると、後々ひび割れが生じることがあります。特に、施工業者が経験不足の場合や、適切な技術を持っていない場合には、こうした問題が起こりやすいです。
これらの原因を理解することで、ひび割れを未然に防ぐための対策を考えることができます。家を長持ちさせるためには、環境や施工に対する意識を高めることが大切です。
■基礎のひび割れを放置するリスク
ひび割れを見つけたとき、放置することは非常に危険です。
ここでは「構造」「修理費用」「健康」の三つの観点に絞ってご紹介いたします。
-家の構造への影響
ひび割れが進行すると、基礎の強度が低下し、最終的には家全体の安定性に影響を及ぼす可能性があります。
特に、ひびが大きくなったり、複数の場所に広がったりすると、家が傾いたり、最悪の場合には崩壊の危険性もあります。家は私たちの生活の基盤ですから、その安全性を確保することが何よりも重要です。
-修理費用の増加
初期のひび割れは、早めに対処すれば比較的安価に修理できることが多いですが、放置すると問題が悪化し、修理費用が大幅に増加することがあります。
例えば、ひび割れが進行してしまうと、基礎全体の補強や、場合によっては建物の一部を取り壊す必要が出てくることもあります。そうなると、数万円から数十万円の費用がかかることも珍しくありません。
-健康への影響
ひび割れがあると、湿気が侵入しやすくなり、カビが発生する原因となります。
カビは健康に悪影響を及ぼすことがあり、特に小さなお子さんや高齢者にとっては深刻な問題です。アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすこともあるため、家の中の空気環境を守るためにも、ひび割れの放置は避けるべきです。
これらのリスクを考えると、ひび割れを見つけたら早めに対処することが大切です。家を守るためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
■基礎にひび割れを見つけたらどうするべき?
ひび割れを見つけたとき、まず考えるべきは専門家に相談することです。
特に、ひび割れが大きかったり、広がっている場合は、専門的な知識を持った人に見てもらうことが重要です。専門家は、ひび割れの原因や進行具合を正確に判断し、適切な対策を提案してくれます。早めに相談することで、問題が深刻化する前に対処できる可能性が高まります。
-自分でできる簡単なチェックポイントの紹介
まず、ひび割れの幅や長さを測ってみましょう。
幅が1mm以上ある場合や、ひび割れが斜めに広がっている場合は、注意が必要です。
また、ひび割れの周囲に水がたまっているかどうかも確認してみてください。水がたまっていると、湿気が侵入しやすくなり、さらなる問題を引き起こす可能性があります。これらのチェックを行うことで、専門家に相談する際の参考にもなります。
-修理方法の選択肢について
ひび割れの程度によって、いくつかの修理方法があります。軽度のひび割れであれば、市販の補修材を使って自分で修理することも可能です。補修材は、ホームセンターなどで手に入れることができ、説明書に従って簡単に使用できます。
しかし、ひび割れが大きい場合や、構造に影響を及ぼす可能性がある場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。専門業者は、適切な材料と技術を使って、しっかりと修理を行ってくれます。
ひび割れを見つけたら、まずは冷静に状況を判断し、適切な対策を講じることが大切です。家を守るためには、早めの行動が鍵となります。
■過去に合ったお客様の事例
実際に弊社でご対応したお客様のご事例を紹介させていただきます。
-宮城県仙台市の戸建て住宅のA様-
施工事例はコチラから:https://www.kato-kenso.jp/case/house/42987
今回のA様の場合、初めは住宅の基礎部分の※1クラックが気になる...ということで弊社にご相談をいただきました。
そこで現場の調査を行わせていただくと、確かに基礎部分にクラックが生じており気になるのも納得してしまう状態でした。
(実際のクラック部分のお写真)
状態と調査をさせていただいた結果塗装工事を行うことになりました。
また、クラックの状態を拝見したところ地震保険の適応出来そうだったためお客様にお伝えさせていただき、その後調査を行った結果、無事保険適応となり使用する運びとなりました。
今回のようにお家のひび割れの原因として地震が影響していることもあります。
そうした場合、保険が適応されるケースもありますので、気になる方や似たようなひび割れがある方は是非一度ご相談ください。
※1:クラックとは亀裂やひび割れのこと。
外壁のほかに内壁や基礎部分に生じるほか、モルタルやコンクリートの床、外壁材のつなぎ目に使う目地(コーキング)にできることがあります。
クラックができる原因は主に「乾燥」「経年劣化」「揺れ」「材料の馴染みが悪い」、の4つがあります。
■まとめ
家の基礎にひび割れが見つかった場合、その影響を軽視することはできません。
ひび割れの症状や原因を理解し、放置するリスクを知ることで、早めの対策が可能になります。特に、家の構造への影響や修理費用の増加、健康へのリスクを考えると、早期の対応が重要です。
ひび割れを見つけたら、まずは専門家に相談することをお勧めします。
自分でできる簡単なチェックポイントを活用し、状況を把握した上で、適切な修理方法を選ぶことが大切です。市販の補修材を使うこともできますが、ひび割れが大きい場合は専門業者に依頼する方が安心です。
家は私たちの生活の基盤です。
定期的な点検とメンテナンスを行い、安心して暮らせる環境を整えていきましょう。
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